TOMIX JR東日本215系近郊型電車入線

TOMIX

2022年2月25日TOMIXよりJR東日本215系2次車が発売され、我が屋根裏鉄道に入線しました。

実車の215系は国鉄211系をベースに開発され1992年に登場しました。10両編成で両端2両に動力車を組み込み、中間の6両はモーターの無い付随車という日本ではJR貨物の「スーパーレールカーゴ(Mc250系)」くらいでしか採用されていないプッシュプル方式という珍しい動力方式となっていました(6M4T)。両先頭車(1・10号車)の1階部分は機器室となっており乗客は2階席のみの利用でした。また普通車は全て固定クロスシートで乗り心地は決して良いものではありませんでした。4号車・5号車はグリーン車で211系の2階建グリーン車を踏襲した形で登場しました。総定員は1010名でした。

朝夕の湘南ライナーやおはようライナー新宿/ホームライナー小田原のライナー用途のほか日中時間帯の快速アクティ、その後湘南新宿ライン開業後には一時期横須賀〜新宿間の運用に就いていました。また特定の土休日に中央本線へ乗り入れる「ホリデー快速ビューやまなし」として新宿〜小淵沢間で運行されていました。晩年は乗り降りに時間が掛かり遅延が発生するとの理由からライナーのみの運用となり、日中は車庫で滞泊するという状態でした。

2020年頃には横須賀線内で試運転が繰り返し行われ、横須賀線内での転用の噂もありましたが、2021年3月の春のダイヤ改正で湘南ライナーから特急への格上げによるE257系への置き換えにより、全4編成の運用が終了しました。

横須賀線逗子駅で試運転を行っていた215系
215系編成図(トミーテックのHPより引用)

パッケージです。左が4両基本セット。右が6両増結セットです。

4両基本セット先頭2両と最後尾2両です。モーター車は1号車になります。

増結6両セットです。3号車から8号車まで、4・5号車のグリーン車も含みます。

215系の運転台付近。精巧に作られています。

全車両車両限界一杯のサイズで圧巻です。

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